12.橫濱リリ一
作詞:新籐晴一
作曲:ak.homma
編曲:ak.homma/ポルノグラフィティ
橫濱のホテルで
街の燈を獨り見下ろす
女は細い指で
おざなりのキスの名殘を拭う
港町で暮らす女に
お似合いの名前だと言って
私をリリ一と呼んだキザなとこも
弱いくせに馬鹿なくせに
本當の男になりたいと
體に傷ばかり作ってたとこも
ここに掃って來さえすればね
また愛してあげるわ
仁義なんて流行らない言葉
海に投げ捨ててよ
本牧から惡い
噂が聞こえて來た時
險しい顏を見せた
あなたを止める手だてすらなくて
どうせ私のこと不幸に
するなら他にいい女が
出來たとかね
そんな泣けるものにして
どんな噓だって知らない
ふりをしてきてあげたけれど
部屋のドアを出る時の
「じゃあ、また。」は
噓じゃ許さないから
汽車道の橋で
欄乾にのぼってみせて
果てもない夢の話
こんな結末じゃなかったはずよ
たぶんあなたのことね
私なんか忘れちゃって
震えながら泣いて泣いて
引き金を握ってる
橫濱のリリ一は今
違う街に暮らしてる
誰も彼女の事をリリ一とは
呼ばない遠い街で
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